今日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比前日比34円高の小幅続伸1万7233円で取引を終了しました。
今日の東京株式市場は、昨日と同様に強弱に入り混じった状況で今後を予想することが非常に難しい状況にあると言えます。
では、来週の株式市場はどのようになるのでしょうか?
先述したように非常に難しい局面にあると思いますが、かぶ吉@FPの考えを今日も書いてみようと思います。
先日来、記事にしている内容と大幅な変更はありませんが、来週の相場に備え再度記載しておきます。
かぶ吉@FPの考えは、今後の株式市場に対しやや強気で臨みたいと考えています。
この理由としては、
・現状はテクニカル的に調整一巡の強いチャート形状であると言うこと。
・ファンダメンタル的には、現在の景気拡大が神武景気や岩戸景気を既に抜き去り、平成景気(バブル景気)に並ぶのが確実となっており、日本列島誕生以来の好景気である“いざなぎ景気”をも抜く可能性が高い景気状況であること。
この裏づけとして日銀が13日発表した3月の企業物価指数は、消費者に近い製品の価格が前年同月比で1%前後上昇しており、これまでの原油高を背景とした原材料価格の上昇から景気回復を背景に最終製品へ価格上昇が波及してきていることがあります。
・債券市場では新発10年物国債の利回りが一時1.98%(価格は下落)と上昇しており債権から株式市場への資金のシフトが起こるであろうと考えられること。
以上のことから日本経済はこれからも良くなり株式市場は上昇していくであろうと見るのが妥当であり、今は調整しているものの日本株はここが買い場となるのではないかと考えています。
逆に弱気を拭い去れない理由としては、短期的な理由ですが、今晩のNY株式マーケットがキリスト教の復活祭(イースター)で休場となることや独、仏、英が週明け17日もイースターマンデーで休場となり、週初は海外資金流入はそれほど期待できない状況であることなどから方向感の掴みづらい相場展開となる恐れのある事です。
それと、来週より米国ハイテク企業の決算が本格化(18日:IBM、モトローラー、テキサス・インスツルメンツ(TI)、シーゲート、ヤフー 19日:アップルコンピュータ、インテル、ノベラス・システムズ、クアルコムなど)し、この決算内容次第によっては上下どちらへもぶれうる危険性も排除できない事などが上げられます。
いずれにせよ、短期的には調整の危険性があるものの長期的には上昇というシナリオをかぶ吉@FPは描いており今のところこれを変更するつもりはありません。
銘柄的には、金利上昇の影響が少ないと思われる銘柄や原油先物相場が再び70ドルを窺う流れとなっていることなどから資源関連銘柄を中心に考えてみることが良いのではないかと思います。
また、先ほど懸念材料として記載した米国ハイテク銘柄の決算内容が総じて堅調ならば月末以降本格化する日本のハイテク企業決算への期待からハイテク銘柄も物色される可能性があることも頭の片隅に入れておくべきと考えます。
話は変わりますが、今日の東京株式市場でかぶ吉@FPがワンセグ関連銘柄として、またかぶ吉@FPの所有銘柄としてご紹介したメガチップス(6875)が本日めでたくストップ高を決めてくれました。
紹介の記事をアップした日が3/22でこのときの株価が終値1,684円でした。本日2,150円となり見事28%アップを決めてくれました。かぶ吉@FPは目標株価をズバリ2,500円においていますのでもう少しホールドしようと思います。
今日、メガチップスがストップ高を決めた材料は、ワンセグ関連としての位置づけが高まり、一部報道で、ワンセグの受信用LSIの量産を開始したことと伝えられています。また、数少ない物色テーマの一つとなっているため、関連材料はポジティブに反応しやすい状況にあるとも報道されていました。
今日はここまで。 では、また来週もがんばりましょう!