今日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比255.58円安の17162.55円で取引を終了しました。
いやー今日の東京株式市場は、本格的な調整になりましたね。
日経平均株価は、久しぶりの3日続落となりました。最近はこのような本格調整が無かったものですから、かぶ吉@FPは少し恐怖感を覚えていました。
そのため、昨日・一昨日の記事で警告を発しておきました。
日経平均株価などの指標が好調であると個人投資家などは特に株価が上がり続けるものと錯覚する方も出てくるものですが、永遠にあがり続ける株価は絶対にありえません。
また、『山高ければ谷深し』との格言にもあるように、調整無くあるいは少しの調整で株価が上昇を続けた場合、当然下落幅も大きくなり逃げ遅れる個人投資家が大量に発生します。
そうなれば、当然市場参加者も減少し株価の上昇はしばらく見込めなくなってしまいます。
ということで、直近3日間の下落はある意味健全な相場が形成されていく上では必要なものだとかぶ吉@FPは感じています。
ただ、外国人の売り越し幅が若干昨日に比べ大きくなっていることが気にかかります。
外国人の影響力は、思った以上に大きく、実際の取引額に加え特に下落局面においては心理的な側面も影響を及ぼします。
また、外国人の特徴として前日に米国株式が大幅な下落を見せたときなどは、米国株での損失を日本株を利食いすることにより穴埋めをすることもありますので、このような調整局面においては前日の米国株式の結果と寄り付き前の注文状況に注意するをお薦めします。
さて、現状の東京株式市場についての雑感は以上のようになりますが、では今後はどのようになると言う点についてかぶ吉@FPの考えを述べておこうと思います。
日本企業の業績やマクロ環境が概ね良好であることにはどなたも異論が無い事と思います。であるならば、当然目先は調整中であってもいずれ反転することになるものと思います。ただ、銘柄的には、先日よりお話していました主力株は一旦はずしておいた方が無難ではないでしょうか?一昨日にもそのようなことを匂わせておきましたが、今回ははっきりと言っておきたいと思います。まあ、現在主力株を持っていない方で、長期の保有が可能であるならば、買い場であるとも思いますが・・・。
とりあえず、主力株に関しては、とりあえずはずしその後は調整場面を見守りつつうまく押し目を拾っていければ大きな収穫となるんではないかと思います。
逆に今保有しても良いと思われるセクターは、鉱業や石油セクターではないかと思います。これは、イラン情勢の緊迫化を背景にした原油相場の高止まりが意識されており、今後も物色されるのではないかと考えるからです。
原油高止まりのシナリオを少しかいてみると・・・
ある情報筋(そんなにたいそうなものではないですが・・・笑)によれば、アメリカ政府は、イランに対して戦争を必ず仕掛けるといっています。また、石油の利権を独占するためイランの反米政権を作り上げたのもアメリカだとの情報もあります。もし、本当に戦争が始まったら、戦争の結果はどうであれイラクの二の舞になるであろうことは容易に想像できます。このような状況に加え、中国・インドの経済発展に伴う石油消費量の増大もあり、原油価格が下落することはないと思います。
皆さんは、このシナリオをどー考えますか?
コメントをお待ちしています。
最後に日経平均株価の今後の見通しでとても強気で勇気付けられるコメントを見つけましたので紹介しておきます。
・目先は調整であるが、日経平均株価18000円への最後の仕込み場であり、日本株の先行きは明るく、特に外国人が狙うタイプの株は、ここの押し目は狙いとなる。
今日は以上です。
記事のシナリオについて考えというより願望ですが、もう戦争はやめてほしいです。ちなみにドルロングなのでポジショントークも入っていますが、結果がわかっている(泥沼になる)のにわざわざすることもないと思います。
日本株式は、昨年の初夏の急落のイメージがまだ残っており、そんなにブルになれないです。どちらかというと目先軟調かなと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。